色々な治療薬

医師の判断

治療の難しさ

身体的な病巣があるわけではないので、うつ病の治療で完治を判断するのは大変難しいことである。見た目に元気が出て、今まで出ていなかったエネルギーが出てきたといっても、完治したとは限らないのである。ウイルスなどに対する治療のようにはいかないのがうつ病の特徴なのである。うつ病は心の風邪ともよばれるが、体の風邪は治ると薬は飲まなくてもよくなる。しかし、うつ病は薬を飲み続けることが推奨されている病気である。このため、処方された抗うつ薬や抗不安薬は無くなるまで飲み続けるべきである。処方された薬を飲み終わった後は、医師による診断がある。再発する可能性がある人はそのまま飲み続けてもらい、症状が軽くなった人に関しては薬の量を減らしながら様子をみるという方法が取られる。

相談が大事

また、薬の効果がなかなか現れない場合は焦らないことが大切である。抗うつ剤や抗不安薬はすぐに体調や精神に影響を与えるというものではない。うつ病を発症させてしまうのは一つの要因が原因ではなく、事情の大きさや本人の精神状態など、いろんな要因が重なっている。このため、薬によって体調に変化をもたらしたからといって、一概に治るというわけにはいかない。うつ病には長い期間をかけて、ゆっくりと付き合っていく必要がある。また、抗うつ剤には副作用もあるが、口のかわきや眠気が出てきたのに効果はさほどないこともある。その場合にもある程度の効果が出るまで薬を飲み続けなければならないことがあるので、医師と相談しながら治療を進めることが大事である。